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フィリピン アイランドホッピング予約・持ち物

フィリピン アイランドホッピング予約・持ち物
石灰岩の崖の下に停泊するバンカボート (写真: Pexels)
目次 6
  1. ツアーの2つの方式 — 乗合と貸切
  2. どこで予約するか — 3つのルート
  3. 交渉と確認 — 乗る前に聞くこと
  4. 乗る日の持ち物
  5. 天候と安全 — 欠航を恐れない
  6. まとめ

フィリピンの島旅の写真を見ると、行き先はばらばらなのに、写っている船はどれも似ています。両側に竹の腕(アウトリガー)を広げたバンカ(bangka)ボートです。エルニドのラグーンも、ハンドレッド・アイランズも、セブ島近海のシュノーケリングも、結局はこの船に乗るところから始まります。

ところが初めてだと、船の前から迷います。ツアーはどこで買えばいいのか、船ごと借りるほうがいいのか、値段はなぜ聞くたびに違うのか。この記事は、行き先がどこでも通用するボートツアーの共通ルールをまとめたものです。

ツアーの2つの方式 — 乗合と貸切

区分乗合(ジョイン)ツアー貸切(プライベート)ツアー
方式決まったコースに複数のグループが同乗船1隻を自分たちのグループだけで使う
料金1人あたりの固定料金船単位の料金(人数で割る)
コース固定(A/B/Cコースなど)相談でき、順番も調整できる
向いている人一人・二人旅、初めての訪問4人以上のグループ、写真や日程にこだわる人

一人か二人なら、迷わず乗合です。4人を超えると、貸切の1人あたり負担が乗合とほぼ同じになる場合があるので、両方の値段を聞いて人数で割ってみましょう。

観光地ではコースに名前がついていることが多くあります(エルニドのツアーA〜Dが代表的)。同じコースなら、どの業者でも立ち寄る場所はほぼ同じなので、業者選びよりコース選びが満足度を左右します。

どこで予約するか — 3つのルート

  1. 宿のフロント。 いちばん楽なルートです。ゲストハウスの多くがツアーデスクを兼ね、送迎までセットにしてくれます。相場より少し上乗せされることもありますが、何かあったとき宿に相談できるのが利点です。
  2. 現地のツアー事務所。 船着き場近くの路地ごとにあります。歩いて2〜3軒の値段を比べれば相場がつかめます。交渉の余地もこちらがいちばん大きいです。
  3. オンライン予約。 日本から事前に支払っていく方法です。繁忙期(年末年始、イースター休暇の時期)や日程に余裕がないときは事前に押さえるほうが安全で、閑散期は現地の値段のほうが柔軟な傾向があります。

料金はシーズン・燃料価格・人数で常に動きます。どんな記事の数字より、現地で2〜3軒比べた今日の値段が正確です。

交渉と確認 — 乗る前に聞くこと

値切ることより大切なのが、何が含まれているかの確認です。同じ値段でも中身が違います。

  • 入場料(environmental fee)は含まれていますか? ラグーンや島ごとに別の入場料を取るところが多く、ツアー代に含まれるかどうかは業者によって違います。ここで実際の負担が分かれます。
  • 昼食は含まれていますか? 船の上や島で焼き魚とご飯が出るツアーが多くあります。含まれていなければ弁当の用意が必要です。
  • シュノーケル用具は? マスクは込み、フィンは別料金、という組み合わせがよくあります。
  • 出発・帰着の時間と人数。 「人が集まったら出発」の船は、待ち時間が長くなることがあります。

現金は小額紙幣で用意しましょう。入場料・チップ・軽食は、小銭がないと何かと困ります。両替のコツはフィリピンの両替にまとめています。

乗る日の持ち物

バンカボートは屋根はあっても四方が開いていて、水しぶきが思った以上に入ってきます。

  • 防水バッグ(ドライバッグ)。 スマホと財布は必ず防水バッグに。なければジッパー袋を二重にしてでも。
  • マリンシューズかストラップ付きサンダル。 船から降りるとき、水中の岩を踏む区間がよくあります。ビーチサンダルは脱げます。
  • ラッシュガードと日焼け止め。 海の上には日陰がありません。午前のツアーでも背中と首が焼けます。
  • 酔い止め。 外海に出るコースは波があります。出発30分前に飲むのが基本です。
  • 小さなタオルと着替え。 帰りの船でぬれたまま風に当たると寒くなります。

写真を撮りたいなら、首から下げるスマホ用防水ケースがいちばんコストパフォーマンスに優れています。

天候と安全 — 欠航を恐れない

フィリピンの海のツアーは、天候による規制がかなり厳しめです。沿岸警備隊(コーストガード)が出航禁止を出すと、その日のツアーは一斉に中止になり、多くの業者は翌日への振り替えか返金で対応します。

  • 雨季(おおむね6〜11月)は、日程に予備日を1日入れておくのが安全です。ツアーひとつのために飛行機に乗り遅れるような組み方をしないでください。
  • ライフジャケットは渡されたら着るものではなく、自分から頼んで着るものです。ないと言われたら、その船には乗らないのが正解です。
  • 泳ぎに自信がなければ、シュノーケリングのポイントで事前にガイドに伝えましょう。浮き輪を用意してくれるところが多くあります。

ボラカイのようにビーチの区分が決まっている島では、ホッピングの出発地点も変わります。島の歩き方はボラカイのステーション1・2・3の違いを参照してください。セブ島から出る場合の空港からの移動はセブ空港から市内への移動にまとめています。

まとめ

ボートツアーの公式はどこでも同じです。コースを先に選び、2〜3軒の値段を比べ、含まれる内容を確認し、防水バッグを持つ。 この4つさえ守れば、セブ島でもエルニドでも、初めてで迷うことはありません。残るのは海の上で過ごす一日だけです。ほかの行き先の記事は旅行先カテゴリーにあります。

※料金・入場料・運航の可否はシーズンや天候、現地の規定で変わります。出発前と当日に現地で確認してください。

本サイトの情報は執筆時点のものであり、現地の規定や物価は随時変動します。重要な判断の前には、必ず該当する機関へ直接ご確認ください。