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エルニドのビッグラグーン攻略

エルニドのビッグラグーン攻略
Photo: nennnn / Wikimedia Commons (CC BY 2.0)
目次 7
  1. 決めること1 — どのツアーで入るか
  2. 決めること2 — 午前か午後か
  3. 決めること3 — ラグーンの中で
  4. 持ち物 — 3か所に分けて詰める
  5. お金が出ていくタイミング
  6. よくある質問
  7. ひとことで

エルニドの写真で「ここはどこ?」と思わせる一枚——石灰岩の断崖の間をカヤックが滑り込んでいくあの場所がビッグラグーン(Big Lagoon)です。ただしビッグラグーンは、入場人数の制限、時間帯(スロット)の割り当て、エンジン付きボートの進入禁止(カヤックに乗り換え)といったルールが重なっています。適当にツアーを取ると「今日の枠は満員」と言われたり、干潮に着いてカヤックの底をこすりながら進むことになります。

パラワン全体の計画(エルニドとコロン、ツアーA〜D、行き方)はパラワン エルニド&コロンにまとめたので、ここではビッグラグーンだけを、実際に決める順番で書きます。

決めること1 — どのツアーで入るか

  • ツアーAの乗り合い(ジョイナー) — 最も一般的。ビッグラグーンはツアーAの看板で、多くの人がこの方法で訪れます。知らない人とバンカボート1隻を共有し、昼食(たいていビーチでのBBQ)付き。1人約 ₱1,200〜2,000 で、昼食や手数料の有無、季節、業者で変わります。
  • プライベートのツアーA — 船を1隻貸し切り。人数によって約 ₱6,000〜15,000 が多く、出発時間を調整してビッグラグーンを最初に回ってもらえるのが最大の利点。4人以上なら1人あたりの差は思ったほど大きくありません。
  • ビッグラグーンだけの訪問 — ホッピングなしでカヤックでビッグラグーンだけ行く商品もあります。
どの方法でもビッグラグーンは事前のスロット予約が必要です。通常はツアー業者が代行するので、予約時に「ビッグラグーンの枠が確保されたツアーか」を必ず確認を。繁忙期(12〜4月)は1〜2日前に締め切られる日もあります。

決めること2 — 午前か午後か

ビッグラグーンは1日の入場人数を制限し、時間帯ごとに受け入れます。運用や上限は現地の方針で調整されるので、予約時の業者の案内を基準に。選ぶ基準は2つです。

  • 風 — 午前のほうが穏やかなことが多いです。自分で漕いで入るので、午後に風が出ると初心者の腕はかなり疲れます。初めてなら午前が無難。
  • 潮 — 入口は浅い水路です。干潮時は膝下まで水が引き、カヤックが底に当たり、降りて引いて歩く区間が出ることも。満潮前後に入れば、写真で見たあの光景になります。潮は毎日変わるので、潮見表アプリやサイトでエルニドの満潮時刻を確認してから枠を選ぶと満足度が大きく変わります。

雨季(6〜10月)はツアーが当日中止になることもあるので、日程に余裕を。

ビッグラグーンの石灰岩とエメラルドの水
断崖の間の水路をカヤックで抜けて入るビッグラグーン · Photo: Marciano Villavito / Wikimedia Commons (CC BY-SA 4.0)

決めること3 — ラグーンの中で

エンジン付きの船はラグーンに入れず、入口近くでカヤックに乗り換えます。2人乗りで約 ₱250〜400 のレンタル料が別にかかり、ツアー代に含まれないことが多いです。

  • ライフジャケットは任意ではなく規則。 泳げるかどうかに関係なく着用を求められます。
  • ラグーンは広く、奥まで往復すると1時間はあっという間。枠の時間が決まっているので、入口の写真で時間を使い切らないのがコツ。
  • 泳げる区域と禁止区域が分かれ、ガイドが案内します。サンゴや岩の上に立つのはどこでも禁止。
  • ドローンは気軽に飛ばせません。 保護区のため別途許可が必要という案内が一般的です。
  • 断崖の下は日陰がほとんどありません。日中の枠なら長袖のラッシュガードが日焼け止めより確実です。

持ち物 — 3か所に分けて詰める

ポイントは「何を持つか」より「どこまで持っていくか」。宿 → バンカボート → カヤックの3段階で荷物がふるいにかけられます。

カヤックまで持っていく物

  • 10〜20Lのドライバッグ — 乗り換え時の水しぶきは前提
  • 防水ケースに入れたスマホ+ストラップ
  • マリンシューズ — 周辺の石灰岩は鋭い
  • 小額紙幣の現金 — カヤック代や軽食は現金が多い

ボートに置いておく物

  • タオル、着替え、モバイルバッテリー(ジップ袋にもう一重)
  • 水筒 — エルニドは使い捨てプラスチックを規制しているので、詰め替え用のボトルが便利。水の補給はフィリピンの飲み水ガイドも参考に
  • 酔い止め — 乗船30分前に

宿に置いてくる物

  • パスポート原本(コピーで十分)、高価なアクセサリー、ノートPC
  • 大きなリュック
バクイット湾の夕日とバンカボート
ツアーを終えて戻る頃のバクイット湾の夕日 · Photo: Vyacheslav Argenberg / Wikimedia Commons (CC BY 4.0)

お金が出ていくタイミング

金額はすべて目安で、季節・業者・現地方針で変わります。

  1. ツアー代 — 乗り合い約 ₱1,200〜2,000
  2. エルニド環境管理費(ETDF) — 約 ₱400、1回払えば数日有効。領収書は期間中持ち歩く
  3. ラグーン入場料 — 一部は別途、ツアー代に含まれるかは業者しだい
  4. カヤック — 2人乗り約 ₱250〜400
  5. その他 — ガイド・船員へのチップ(義務ではないが慣例)、軽食・飲み物

乗り合いなら1人1日約 ₱2,000〜3,000 を見ておけば大きく外れません。チップの目安はフィリピンのチップに。

よくある質問

まったく泳げなくても行けますか?

行けます。ライフジャケットを着てカヤックに座って回るのが基本なので、水に入らなくてもラグーンの見どころは見られます。ただ2人乗りカヤックを漕ぐ人は必要です。

ビッグラグーンとスモールラグーン、どちらか1つなら?

性格が違います。ビッグは規模と断崖の迫力、スモールは狭い岩の隙間をくぐる楽しさ。日によって両方行くことも1つだけのこともあるので、予約前にその日のコースを確認するのが確実です。

ひとことで

ビッグラグーンは「行けばいい場所」ではなく「準備したぶんだけ良くなる場所」です。枠の確保されたツアーか確認し、満潮に近い午前を狙い、ドライバッグとマリンシューズを用意する——この3つだけで、同じお金でまったく違う1日になります。

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