カワサン・キャニオニングの注意点

セブ南部のカワサン滝(Kawasan Falls)は水の色で有名ですが、実際に多くの人が目当てにするのはキャニオニング(Canyoneering)です。
渓谷の上流から出発し、崖から飛び込み、滑り降り、泳いで滝まで下っていくコース。楽しいですが、水遊びではなくアクティビティです。申し込む前に知っておきたいことをまとめます。
どんなコースか
- 上流から数時間かけて渓谷を下る
- 飛び込みポイントが複数ある。低い所から高い所まで
- 泳ぐ区間、滑り台のように滑る区間、歩く区間が混在
- 最後にカワサン滝に到着
途中で抜けるのは難しい構造です。 一度入ったら最後まで行く——これが一番大事な特徴です。
装備とガイド
必須装備
- ヘルメット
- ライフジャケット
- マリンシューズか滑りにくい靴
ガイドは義務です。 個人での立ち入りはできません。
- 人数あたりのガイド数が決まっている
- ガイドが飛び込み地点の安全を先に確認する
- 水深と岩の位置を知る人が必要
「装備なしでも行ける」という業者は避けましょう。 正規の運営ではありません。
安全 — 本当に大事なこと
飛び込みは任意です。飛ばなくてかまいません。
まずこれを知っておいてください。
- ほとんどの飛び込み地点に迂回路やはしごがある
- ガイドに「飛びません」と言えばいい
- 雰囲気に流されて飛び、けがをするケースが実際にある
飛ぶときは
- ガイドが指示した場所でだけ飛ぶ。場所ごとに水深が違う
- 足から、まっすぐ入水。頭からの飛び込みは禁止
- 前の人が完全に離れてから
- 腕を体につけ、体をまっすぐに
高い所からは水面の衝撃が大きく、 姿勢が崩れるとけがをします。
こんな状態ならやめておく
- 泳げない — ライフジャケットがあっても泳ぐ区間がある
- 心臓・血圧・関節の問題
- 妊娠中
- 前日の深酒
- 高所恐怖症が強い
- 最近けがをした
雨季 — 水が多いとき
安全上いちばん大きな変数です。
- 大雨のあとは水量が急増する
- 上流の雨が突然下流に届くことがある
- 水が濁ると底が見えない
- 催行中止の日がある
「今日はやっていますか」を事前に確認しましょう。そして雨なのに決行するという業者は避けてください。 逆に乾季は水が少なく、深さが足りず閉じる飛び込み地点もあります。
持ち物
- [ ] マリンシューズ — ビーチサンダルは脱げます
- [ ] 濡れてもいい服 — ラッシュガードが楽
- [ ] 着替え一式
- [ ] タオル
- [ ] 少額の現金 — レンタル代・ロッカー
- [ ] 日焼け止め
持ち込まない物
- スマホ・財布 — ロッカーへ
- メガネ・サングラス — なくします。メガネの人は事前に対策を
- 貴重品すべて
コンタクトレンズは水に入るときは外すのが原則です。
写真はどうする
自分のカメラは持って入れません。 両手が必要で、水に落とします。ガイドや業者の撮影サービス(別料金)がある場合があるので、申し込み時に聞きましょう。
予約と費用
- セブ市内かモアルボアルでツアーとして申し込むのが一般的
- 往復交通・装備・ガイド・入場料・昼食がセットの商品が多い
- セブ市内から片道数時間、早朝出発です
複数社に問い合わせ、含まれる項目を比べましょう。 安い代わりに装備や人員配置が手薄な場合があります。
- 「装備は含まれますか」
- 「ガイドは何人付きますか」
- 「保険はありますか」
- 「雨の場合は?」(返金・延期の規定)
けがをしたら
- すぐにガイドへ
- 無理に最後まで行こうとしない
- 病院にかかったら英文の診断書と領収書をもらう
海外旅行保険でもアクティビティ中のけがは対象外の場合があります。 出発前に補償内容を確認しておきましょう。緊急時の連絡先はフィリピンの緊急電話番号に。
飛びたくない人の代わりの楽しみ方
キャニオニングをしなくてもカワサン滝には行けます。
- 下の滝まで歩いて行き、水遊びだけ
- いかだで滝の下へ
- モアルボアルの海のアクティビティに切り替える → セブ・モアルボアルの行き方
まとめ
- 一度入ると途中で出にくい。 体調を見て決める。
- 飛び込みは任意。 迂回路があり、「飛ばない」と言えばいい。
- 飛ぶならガイドの指示した場所で、足からまっすぐ。
- 雨の日はやめる。 上流の雨が突然来る。
- マリンシューズは必須。
- 貴重品はすべて預けてから。
- 保険のアクティビティ補償を事前に確認。
※ 催行状況・料金・コースは業者と季節で異なります。安全規定は現地ガイドの指示に従ってください。
本サイトの情報は執筆時点のものであり、現地の規定や物価は随時変動します。重要な判断の前には、必ず該当する機関へ直接ご確認ください。


